FS2000 - TW東京・イネーブラー ver 1.0

English version

トワイライト・エクスプレスの東京シーナリー(=関東・甲信越シーナリー)を FS2000 で使用すると、詳細テクスチャーのある地域では高度約6400フィートより下では地表のテクスチャーが表示されず、一色の板のようになってしまうという問題があります。

この問題を解決するファイルを作成しました。インストールも簡単です。

このファイルは、トワイライト・エクスプレスの東京シーナリーをデフォルトのまま使用されている場合も、私の作成した東京交通シーナリー(首都高・山手線シーナリー)(TW版)を使用されている場合も、共通して使えます。

使用方法

トワイライトエクスプレスの東京シーナリーのフォルダ(デフォルトでは Tokyo ) にある Scenery フォルダに 2k_tw.bgl ファイルを入れます。東京交通シーナリーを使用している場合も全く同じです。
そしてFS2000のメニューの World - Scenery Library の画面上でTW東京をライブラリに登録した後で、FS2000のフォルダ内の Scenery.cfg ファイルのTW東京の項の最後に

Flatten.0=0,N37 03 40,E137 58 00,N37 03 40,E141 19 47,N33 52 09,E141 19 47,N33 52 09,E137 58 00

と書いてください。

一例としてはこのようになります。

[Area.073]WWWWWWWWW(ライブラリの設定によります。)
Title=LAGO-TokyoWWWWWWWW(何でもいいです)
Remote=F:\FS98\Scenery\TW-Tokyo\SceneryWWW(各自のフォルダの構造に合わせてください。)
Active=TRUE
Layer=73WWWWWWWWWW(ライブラリの設定によります。)
Flatten.0=0,N37 03 40,E137 58 00,N37 03 40,E141 19 47,N33 52 09,E141 19 47,N33 52 09,E137 58 00

使用前・使用後の写真です。このように、効果は一目瞭然です。

非表示になる原因は、テクスチャーを貼ったポリゴンを書くときに用いられていた Polygon_4 (SM) 命令にあります。ただ、FS2000 エンジンが Polygon_4 コマンドによってテクスチャーを張ることを全く受け付けないというわけではなく、このコマンドでもテクスチャーが張られることもあるというのが複雑なところです。

また、羽田空港などではRefpoint ( 7 )命令のせいで地面がちらつきますが、これはトワイライト・エクスプレスの HANEDA2000 が FS2000 対応を準備されているようですので、そちらにお任せします。



versionの見分けかた
bglファイルを右クリックしてプロパティを見てください。バージョンによって、次の通り更新日時とファイルのサイズが異なっています。

2k_tw.bgl ver1.01999.11.21(更新日時)28.2KB(ファイルサイズ)


ダウンロード
です。
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