電子工作キット

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このページのカウント数は です。(2002年7月13日以降)
最終更新日は、2003. 8. 6 です。


ゲルマニウム・ラジオ (ゲルマラジオ)

まず、基本中の基本ということで、ゲルマニウムラジオです。電源が不要で回路が簡単なのはいいのですが、アンテナとアースをとらないと放送局から近いところ以外ではなかなか聞こえなかったり、コイルとかバリコンとか、今の時代では以外に部品集めに苦労するという欠点があります。

せっかく苦労して部品を集めたことですし、皆様にも追体験していただこうと思いまして、あたたんから電子工作キットとして発売することになりました。興味ある方は行ってみてください。

ゲルマニウムラジオ ゲルマニウムラジオ

これが完成写真です。トイレットペーパーの芯を使っているのに、そうとは思えない色になっています。ちょっと大き目のシリコン・オーディオ??には見えないですが、そんな感じもなんとなくあります。さすがにアンテナとアースを付けないとかなり苦しいですが、20mのビニール線を室内に這わせて交流電源の片方からアースを取った状態で、最も状態の良いときで、東京都町田市からNHK第1・第2・AFN・TBSラジオ・ニッポン放送・ラジオ日本が受信できました。


発振器内蔵-乾電池昇圧電源

既に実験用定電圧電源とかを持っている方はいいのですが、いきなり何も無いところから回路の実験をしようとすると、意外と電源が面倒なものです。まず普通のデジタルICを動かすのに5Vがいりますが、電池では3本直列にしても4.5Vだし、どうも半端です。アナログ回路についてもトランジスタの実験では9Vくらい欲しいときが多いし、OPアンプも昔のように±15Vが必須という程ではないにせよ、プラスマイナス電源や12Vくらいの電圧があると何かと便利なものです。さらに、最近の素子は昔に比べて消費電力が小さく、さほど大ががりな電源でなくても動きます。電源自体も最新のMOS FETとスイッチング電源回路によって、放熱板なしの高能率の回路が簡単に作れるようになりました。

あたたん電源

これが完成写真です。pdfファイルにより好きな絵柄を選べます。ちなみにこれは、
あたたんオリジナル・キャラクター「わたしは めぐちゃん」です。



トランジスタ (FET) 基礎増幅回路

ICを使うと簡単に回路が作れますが、意外と原理的なことはわからないものです。そこで、最も基本的な増幅回路をFET/トランジスタのディスクリート素子を使って作りました。FETアンプ、トランジスタのベース接地・エミッタ接地・コレクタ接地(エミッタ・フォロア・プッシュプル)の回路実験を一度にやってしまいます。特性も取りましたので、回路方式による特徴や、ゲインやインピーダンスの設定などについても改めて体感できます。

トランジスタ (FET) 基礎増幅回路

これが完成写真です。普通のユニバーサル基板に作っていきますが、上にあるあたたん電源があると特に別電源が要らず便利です。発振器やオシロスコープがあれば特性を測れます。音や光が出るわけではないので地味ですが、実験用と考えればよい体験です。



点滅パトカー

点滅パトカー

ついに「わたしは めぐちゃん」が婦警さんになりました!? 中身はICを使わないトランジスタの発振回路です。しかもインバーテッド・ダーリントン接続回路の実験が出来るなど、見かけによらず中身は濃いです。もちろん完成後は、子供のおもちゃとして使ってもOKです。






FM変調-光通信送受信機

光通信送受信機 ただの光通信ではありません。副搬送波を作りそれにFM変調をかけています。実用性から言えばレーザーを使った方がいいのでしょうが、敢えて可視光LEDにこだわり、安全に楽しく作れるようにしています。ケースは100円ショップのタッパーです。汎用部品を使ってどこまで作れるか・・・の実験でもあります。


IC簡単AMラジオ

ICラジオ
これまでのこだわり路線からうって変わって、超簡単キットです。これ以上簡単にはできないほどの簡易回路ながら、実用性は十分です。ケースとそこに入れる紙によって見た目のオリジナリティーを出すことができます。


1.5V 枕元スピーカー・ラジオ

枕元スピーカー・ラジオSANSUI ST-32 枕元用AMラジオです。単3乾電池1個でスピーカーが鳴るのは楽しいです。「わたしはめぐちゃん」も、オン・ザ・ビーチです。実は、あの懐かしいST-32をいわゆる「大人買い」してしまい、買ってから使い方を考えたのでした。さすがに 2SB54, 2SB56 は買いませんでしたが・・・(もう売ってないです。)便利なAMラジオICと、懐かしのST-32の饗宴です!!

大人買いしたST-32の様子(クリックで拡大) -->



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